通常の状態(振動なし)地震発生時(振動あり)耐震ラッチ■扉閉じ状態扉を完全に閉めるとこの状態になります。通常の状態では扉の開閉に伴い、ラッチが上下します。また、ラッチ受けは、正しく作動するよう、自己調整します。■扉閉じ状態振動により振動センサーが揺動することにより、ロック部品が回転しラッチにロックを掛け、扉が開かなくなります。振動が止むと解除操作を行うことなく振動センサーが元の位置に戻り、扉開閉が通常通り行えます。 条件1 取り付ける家具・建具が水平であること。スライド蝶番が調整済みであること。 条件2 扉・キャビネットのネジ止め部分は木製であること。(ガラス製・金属製などには取り付きません)ロック部品振動センサーロック部品振動センサー本体の取り付け位置に凹凸や、装飾がある天板天板がビスで止められない素材のもの(コンクリート、ガラス、石材など)ラッチ受けの取り付け位置に凹凸や、装飾がある扉天板本体天板/上枠ラッチラッチ受け天板/上枠ラッチラッチ受け上下前後天板の厚みが薄い天板が湾曲している扉がビスで止められない素材のもの(コンクリート、扉の厚みが薄いガラス、石材など)天板左右ロック部品振動センサー押す!■扉開き状態ロック部品がラッチに嵌合していないため、ラッチの先端が上昇しています。下図は扉が開いている状態であり、扉が閉じる前の待機状態です。■扉開き状態大きな振動の場合、扉に収納物等が寄りかかったままの状態が発生します。この状態ではロック部品とラッチがロックされておりますので収納物は落下しません。この場合でも、若干開いている扉を押すことによりロックを解除することができます。 条件3 ● プッシュオープンタイプの扉、キャッチ(バネ)付スライド蝶番以外の蝶番が取り付いた扉には使用できません。 ● プッシュオープン:扉を押すと扉が開くプッシュオープン機能付きのものです。 ● キャッチ(バネ)付スライド蝶番:スライド蝶番の中にバネが内蔵され、扉が閉まる手前(当社スライド蝶番は約20°手前)で、自動的に扉を閉める力が働く機能が付いているスライド蝶番のことです。 条件4 推奨の扉サイズ扉幅=180㎜以上(ラッチ位置が戸先にあることを条件とする)・扉高さ=850㎜未満 条件5 受けのネジ穴;下穴径φ2~2.5㎜、下穴深さ5~10㎜天板/上枠ラッチ天板/上枠収納物スライド蝶番扉扉扉扉扉扉ラッチ受けJE396開き扉用耐震ラッチ PFR-TSA 仕様図開き扉用耐震ラッチ PFR-TSA 取付施工条件
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